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ドラゴンスレイヤー英雄伝説

日本ファルコムの人気シリーズ【ドラゴンスレイヤー】第6弾【ドラゴンスレイヤー 英雄伝説】を勝手にレビュー。

 

画像:駿河屋

 

ジャンル RPG
機種 PC-98
発売元 日本ファルコム
開発元 日本ファルコム
発売日 1990年4月20日
定価 ¥8,700
21年12月31日 駿河屋価格¥3,857(5インチ版)

 

 

どんなゲーム

今も【軌跡】シリーズなどで人気のRPG英雄伝説】の第1作目、オリジナルはPC88で発売されその後様々なハードで移植、リメイクされてきた。

今までの【ドラゴンスレイヤー】とは違い王道のRPGに仕上がっている。

 

アクションから大きく方向転換したようですな

今までのドラスレと比べると難易度は優しく楽しめるぞ

 

ストーリー

平和だったファーレーン王国の首都ルディアがある日モンスターに襲撃された。そして国王であるアスエルが殺害されてしまう。当時6歳だった王子セリオスは、16歳になって王位を継承するまでエルアスタの町で暮らす事となった。

そして10年の月日が流れ、王位継承を2ヶ月後に控えた時、エルアスタの町がモンスターによって襲撃された。何とか逃げ延びたエリオスはルディアに向かう、そこで驚愕の事実を聞かされる、なんとモンスターを差し向けたのも、国王も殺害したのも摂政であるアクダムの仕業であった。

エリオスは投獄されてしまうが、リュナンの手によって助けられる。ここからエリオスアクダムを追う旅は始まった。

 

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システム

見下ろし2Dマップ、戦闘はシンボルエンカウントだが、フィールドでは突然モンスターが現れる(アイテムを使用する事で敵の姿が見えるようになる)

戦闘は素早さが高いと行動回数の増える、コマンドバトル。敵のHPも常に表示されている。ボスのHPであっても表示される。

 

最初は1人旅だが、冒険の先で仲間と出会い最終的には4人パーティーとなる。

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レベルアップ

レベルアップ後のボーナス振り分けはオートかマニュアルかを選択できる。

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装備品

武器と兜、鎧、盾、あとはアクセサリーを1つ装備できる。

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ダンジョン

ダンジョンではモンスターの姿が見えている、洞窟では松明を使用しないと暗い、松明も少しずつ弱くなっていく(ドラクエ1システム)

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移動手段

物語は章仕立てになっており、各章をクリアすると船に乗りオートで次の目的地へ、最終的にはドラゴンに乗り自由に移動できる。

移動魔法の【ワプ1】はダンジョン内でも使用可能、最後に居た所に戻る。

【ワプ2】はダンジョンでは使えない、好きな町やダンジョンに移動できる(ルーラ)

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ミニゲーム

魔法を教えてくれるお爺さんと、期間限定でオセロを勝負できる。負けても魔法は伝授してくれる。

海賊とターン制オートバトル、ステータスを振り分けて自動で戦う。こちらのゲームは勝てばアイテムを貰える。

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良い所

オートバトルでサクサク

オートバトルの設定ができ、戦闘のテンポがとても良いです。しかも回復アイテムを使う、使わないの選択も可能。そのオートバトルが中々優秀で、回復のタイミング、毒の治療などもちゃんとしてくれます。

さすがにボス戦なんかはマニュアルでプレイした方が良いですが、それでも道中のオートは快適です。

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死んでも安心のシステム

たとえ全滅しても、その場からやり直し、直前の町からやり直しができるので、すぐに挑戦するか立て直してから挑戦するかを選択できるので、全滅しても安心です。

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魔法は好きな物を覚えられる

魔法は各町や城にいる賢者から習得できる(無料)1人につき7つ習得でき、誰に何を覚えさせても良いので戦略の幅が広がる。魔法も上位魔法は1、2と数字が付くだけなのでわかりやすい。

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気になる所

役に立たない教会

どこの町にも必ず1つ教会があるのですが、この神父さんは「困ったことがあったら、私に話なさい」と言うだけで、特になにもしてくれません。まぁ、ゲームのシステム的に毒や気絶はバトルが終われば自然と回復するし、セーブはいつだってダンジョン内だってできるので、特に神父さんの仕事がないのかもしれませんが。

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宿屋のないシステム

この世界には宿屋は存在しません、その代わり問題を解決した町などで無料で泊めてくれるので宿代はいらないのですが、ボロボロになってようやく次の町に入っても泊まる所がない事が多々あります(もちろん最初から泊めてくれる所もありますが)

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評価

 

70点

※個人の感想です

 

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このゲームの魅力は戦闘のテンポと王道のストーリーにあります。

ストーリーはセリオス王子一行がアクダムを追うという、シンプルでわかりやすく良いです。

キャラクターも個性があり、しっかり者のリュナンと盗賊の3代目ゲイルなどの故郷ではそれぞれの物語があります。

 

難易度は先程も述べたように全滅してもペナルティなく、優しいシステムなので気軽に挑めます。オート機能のおかげで戦闘にもストレスはなく、行く先々で新しい武器が売っているのでお金が足りなくなる場面が多いのですが、お金貯めもそこまで苦労はないです。

 

最近の軌跡シリーズから好きになった方にはあまりに古いシステムかもしれませんが、ちょっと頑張れば誰でもクリアできる難易度ですので、【英雄伝説】シリーズの初代に触れてみたい方には今ではプロジェクトEGGで手軽にプレイできるのでオススメです。

 

 

ゲームカタログ@wiki評価

良作の判定を受けています

 

 

最後に

ずっと前にWin XP版の【新英雄伝説】をDMM GAMESで購入していたのですが、Win10では互換性モードを使っても、仮想環境を作っても動きませんでした。

ソフト電池の問題だと思うのですが、悔しいなぁ。

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プロジェクトEGG

www.amusement-center.com

 

オリジナルパッケージ版