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ファイナルファンタジー レジェンズ 光と闇の戦士

ファイナルファンタジーシリーズの買い切りアプリ【ファイナルファンタジーレジェンズ】を勝手にレビュー。

 

カバーアート

画像:Google Play

 

ジャンル RPG
機種 iOS/Android
発売元 マトリックス
開発元 スクウェア・エニックス
発売日 2012年8月13日
定価 ¥1,720(ios)/¥1,700(Android)

 

 

 

どんなゲーム

元は2010年ガラケー時代にストーリーごとに購入していくゲームでしたが、2012年にスマホ版として一括購入できる買い切りのアプリになりました。2Dのスーパーファミコン時代を思い出させる懐かしいグラフィックのファイナルファンタジー

 

3Dのキレイなグラフィックもいいけど、やっぱり2Dやね

人気のジョブシステムもより洗礼されとるんじゃ

 

ストーリー

かつて、世界は戦乱に明け暮れていた・・。

だが、大いなる理想をかかげる

アヴァロン帝国の尽力により

世界は平穏を取り戻し

新たなる発展の時代を迎えていた。

 

のどかな小国で希望に満ちて暮らす少年たち。

過酷な北の大地より、任務のため飛空艇に乗せられた少年たち。

彼らが邂逅する時、かつてない輝きを放つクリスタル。

その輝きは、果てしなく広がっていた。

訪れる静寂。

 

そして、世界は光と闇へー。

 

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システム

見下ろし2D、ランダムエンカウントスーパーファミコンまでのファイナルファンタジーのようなイメージ。ワールドマップ上には小さいマップも表示されている。

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装備と移動手段

装備は右手、左手、頭、体と装飾が1つです。

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移動手段は徒歩の他にはチョコボと浅瀬まで飛べる黒チョコボです。前の章のステージにもワープを使い移動可能です。

自由に移動できる飛空艇を操作できるのは、かなり終盤になります。

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【光の戦士】と【闇の戦士】

物語はソールを中心とする光の戦士、ナハトを中心とする闇の戦士交互に進める、章仕立てになっており、光の戦士をクリアすると闇の戦士に場面は移り変わる。それぞれキャラや入手できる召喚獣、BGMに違いがあります。

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ジョブチェンジ

FF5のようなジョブチェンジシステムですが、変わっている点は光の戦士の戦士、闇の戦士それぞれ基本職は同じですが、旅先で入手できるジョブに違いがあります。

そして、FF5と違う所はジョブのレベル上限が20まであり、初めの段階でレベル3までしか上げれません、ジョブポイントを消費してレベルアップさせます。

ジョブポイントはイベントをクリアして入手するので、キャラごとにどう育成していくか考えなければなりません。

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フュージョンアビリティ

特定のアビリティの組み合わせを覚えているキャラがフュージョンアビリティを発動する事があります。1度発動したフュージョンアビリティは、発動した人ならどのジョブでも使えます。

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カジノ

FFには珍しくカジノがあります。

出された数字より高いか低いか選択するハイ&ロー、神経衰弱、スロット、チョコボレースが遊べます。

カジノで入手したコインはドラクエのようにアイテムに引き換え可能。

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闘技場と挑戦者の館

物語の後半に挑戦できる闘技場では、クリアでアイテムが入手可能。

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さらにクリア後のやり込み要素として挑戦者の館が用意されており、オメガウェポンを倒してFF5クーザー城のような所で、好きな武器を入手できたり、他にジャボテンダーを倒す事でモグコインを入手できます。このモグコインはジョブポイント3に引き換えが可能ですので、ここでやり込む人は全てのジョブを極める事も可能です。

自分はここまでやり込んではいませんが、ボスもレベルが上がっていき難易度もまだまだ上がるようです。

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良い所

古き良きファイナルファンタジー

自分のようにスーパーファミコンまでの時代のファイナルファンタジーが好きな人なら気に入るシステムだと思います。

2Dのコマンド選択アクティブバトルこそがFFという気がします。

BGMもタイプを選択でき、アレンジモードではファミコンのような音色で楽しめるので雰囲気もあります。

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FF5のジョブシステムの発展版

今回のFFレジェンズはジョブの総数ではFF5より少し少ないですが(FFL18種、FF5 22種)それでもレベルが20まであるのでマスターするまで中々大変ではあります。そしてパターンは決まっているものの、フュージョンアビリティも多数用意されているので、やり込み要素としては十分です。

ただ、全てのジョブを極めると強力になったFF5のスッピンのような物はなく、それぞれジョブはレベル19を超えた時点でアビリティも4つつけれるので、何かのジョブについていた方が良さそうです。

 

ナンバリングタイトルからのキャラが多数登場

FFにはシリーズをまたいで登場するシドやビックスとウエッジが有名ですが、もちろんレジェンズにも登場しますが、それ以上にナンバリングからの登場キャラが多いです。

FF1のマトーヤはサブキャラでこちらのパーティーの仲間になります。

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他にもルゲイエやウネ、マニアックな所ではFF1のちょい役ビッケなども登場します。

 

 

気になる所

光の戦士と闇の戦士を交互に

 この光と闇のシナリオが交互に進むので、例えば光の戦士パーティーがレベル1から10で1章をクリアしたとすれば、次は闇の戦士パーティーでまたレベル1からとなり、2倍楽しめるという考えもできますが、最終的には光のパーティーと闇のパーティーが揃い8人パーティーとなるのですが、それまでの交互システムが長く自分としては少し疲れてしまいました。

 

コントローラー非対応

自分の最大のマイナス点はこれです。スマホでゲームをプレイする方にはなんの苦労もないかも知れませんが、自分はとてもストレスになりました。

コンフィグでスライド操作にして少しましになった気もしましたが、やはり2DのFFは十字キーで操作したいと思いました。

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評価

 

90点

※個人の感想です

 

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このゲームの魅力は古き良き2Dファイナルファンタジー

ストーリーもFF2や6を思わせる帝国とのクリスタルをめぐる戦いのストーリー、敵にもFF4の四天王のような魅力的な存在がいます。今までのナンバリングのオマージュ感ありますが、1~6のファイナルファンタジー好きなら楽しめると思います。

 

難易度は高めで、ボスはもちろんですがザコがなかなか強いです。

章ごとに武器を揃えてレベルを上げて丁度良い難易度になります。ただ、最終では強力なフュージョンアビリティを覚えるとかなり難易度は下がりますが、それでもボス戦は緊張感があります。

 

やり込み要素もなかなか多く、しっぽ集めの他に牙集めや、ジョブマスター、最終的には挑戦者の館のレベル最高をクリアなど、クリア後も十分楽しめる内容になっています。

 

BGMも聞き覚えのある曲もあり懐かしく良かったです。

 

自分はクリアした時点でレベルは80を超えて時間も57時間を過ぎています、まだまだやり込み要素はあるので長く楽しめる作品です。

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2DのFFは最近ではピクセルリマスターがありますが、こういった新しいストーリーでプレイできる物は珍しいのでスーパーファミコンまでのFFが好きな人には是非プレイしてほしい1本でした。

 

 

Googleレビュー

22年2月4日 時点で、8,934件の評価数で☆4.0点となかなか高評価のようです。

 

 

 

最後に

このファイナルファンタジーレジェンズには続編も発売されていて、こちらは1とは違い3Dになってしまいましたが、元はソシャゲで課金制だったものが買い切りゲームとなりました。

こちらもプロモーションビデオを見ると4体のカオスなど登場していて面白そうであったので、いずれはプレイしてみようかと思います。

www.youtube.com

 

 

サントラ